潜在超能力を覚醒させる「ファイバー・サーキット」!
狙う巨大企業A・T・Dに、志村と桃子が戦いを挑む!

解   説

桃子と志村の前に敵が!
ゆり子と岸田のコンビ?
A・T・Dを蹴飛ばすゆり子
桃子あわや摘出手術か?
桃子の頭にレーザーメスが近づく!
恐るべき波川の超能力!
桃子、ゆり子、志村の三人
舞台は、1985年の山形。
志村タカシ少年はまだ知らなかった。
その日が、すこぶるやっかいな一日になることなど…。
その朝、志村がアパートを出ると同時に、いきなり平田博士の車に乗せられた。
さらに、黒ずくめの連中からは派手に銃を撃ちまくられ、手りゅう弾の爆発で気を失ってしまう。
しかも、その間に三日が過ぎており、無断欠勤で職場はクビにされるしまつ。
さらに、平田博士の娘の桃子まで背負い込むに至っては、まるで一生分の災難が速達の着払いで訪れたようである。
やがて、志村は桃子の父が偶然に開発した潜在超能力を覚醒させる装置「ファイバー・サーキット」の存在を知る事になる。
そして、それを執拗に狙う巨大悪徳企業がA・T・Dの存在。
さらに、A・T・D開発部の波川女史の陰謀も相まって、物語は予測不能の展開を遂げて行く事になる!


『NOVA』は、潜在超能力を覚醒させる「ファイバー・サーキット」を狙う巨大悪徳企業A・T・Dに、志村とハイパーギャル桃子が敢然と戦いを挑む1985年にクランクインした冒険SF作品です。
18年という時を越えてこのたびようやく公開されます。
山形を舞台とした本格冒険SFとしては、おそらく山形県史上初の作品ではないでしょうか。
1985年という時代背景と、最新の技術で贈るこの作品は、アマチュア映画という枠を越えて、観るものを驚異の世界へ誘うことでしょう。


1985年当時は、本編部分の撮影は週一回のペースで順調に進行しておりましたが、特撮部分の技術的な面での問題で、長い間の中断を余儀なくされました。
しかし、その問題も、1985年当時では、プロでもとても描写が難しいとされていた驚異の映像が、21世紀を迎えて制作することが出来るようになりました。
そこで、16年後の2001年にVFX映像監督の水谷しゅんの指揮の元で、デジタルでの完成を目指して、ポストプロダクションが始動いたしました。
そして、ついに驚異の超能力戦の映像は全て完成しました。
8ミリフィルムからテレシネされ、更にデジタル化されたこの作品の総計270カットにも及ぶVFXカットや、画面の色調補正やクリーニング等も含めると作品全体に何らかのデジタル処理をほどこされております。


また、全国のアマチュア映像界でもおそらく初めて本格ガンアクションを取り入れた「かぶしきがいしゃ」が、そのもっとも得意とする派手なガンアクションと、最新のデジタル技術が融合した、画期的な作品となっております。
古くて全く新しい不思議な21世紀型の作品として、注目を浴びております。


出演は、ノー天気超能力少女・桃子に当時はまだ山形大学の学生だった長岡克江。
災難に見舞われた志村少年に阿部 毅。
桃子の家庭教師で、格闘技もできる伊福部ゆり子に、『夢幻伝説』の白田優子、
A・T・Dを追うルポライターに半澤和広。
A・T・D開発部長の波川女史に鈴木裕子。
波川の腹心、天本に丹羽 孝。
桃子の父でファイバーサーキットの生みの親、平田猪四郎博士に『紅い…』シリーズの重鎮、司 貴浩。

また、アフレコでは、ヒロイン桃子の声を演劇界の新星、田中富美枝。
伊福部ゆり子の声をテレビ・ラジオで活躍中の浅倉かおり。
波川女史の声を、須藤清美(現・甑岳清美)。
岸田の声を自主映画界の名優、司 貴浩。
そして、A・T・D主任をT・A・Cのベテラン・酒井宏幸。
また、水谷しゅんが色々なキャラクターの声をそれぞれ吹き込んで作品を盛り上げています。

そのほか、井上 卓、志田泰久の『夢幻伝説』コンビや、A・T・D主任に高橋欽哉、A・T・D上層部に浦山克彦、模型店店長に高橋総一など、多数が手弁当で参加しています。

また、A・T・D関係として、元木光一郎、石川義人、寺嶋正子、ボンバー伊藤、志藤孝浩、横田勝人、斎藤 修、鍋倉宏昭、大沼清彦、浅野伸一郎、阿久津正彦、松田 隆、佐藤佐助、そして、天野幹俊などのそうそうたるメンバーが出演しています。
当時の山形の情報誌うぃずYや、山形大学漫画研究会や山形大学映画研究会の全面協力をうけて制作されました。

製作・脚本・監督は、『紅い…』シリーズなどを手がけた高橋浩司。
シナリオは、半澤和広。
音楽・編集・VFX映像監督は、『ゴジラアイランド』などでおなじみの映像作家、水谷しゅん。
製作総指揮は、『夢幻伝説』『紅い…』シリーズの、たかはしよしひで。
ストーリーボードは、コンタ・ゆうじ。
さらに、ストーリーアドバイザーに書評家・池上冬樹氏を迎え、ストーリーの充実を図りました。


なお、水谷しゅん監督編集による4分間の予告編が、1990年に「世紀末8ミリ映画祭」におきまして、「大賞」を受賞いたしました。

(85年クランクイン〜 /上映予定時間71分)



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