昭和漫画少年時代


12ロボットブルーエックス

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大人気ロボット漫画の決定版!!
「ロボットブルーエックス」

◆連載第一回

198×年。
世はまさに宇宙時代。
地球の防衛の最前線は、地球上空にうかぶ宇宙ステーションだった。

その宇宙ステーションが、とつぜん、えたいのしれない空飛ぶ円盤に攻撃される。
「こちら宇宙ステーション。謎の空飛ぶ円盤の攻撃を受けております。
 ただちに応援をおねがいする」

しかし、応戦も虚しく破壊されてしまった。

一方地球では、知らせをうけた少年探偵・横山おさむが、地球防衛軍の基地に向かってスポーツカーを走らせていた。
そこへ小型の空飛ぶ円盤が襲ってきた。
「くそ、謎の円盤の攻撃だ!!」

危うし!少年探偵・横山おさむの運命やいかに!?
迫力の次号を待て!

◆連載第二回

円盤の攻撃をたくみにかわして、からくも危機を脱出した少年探偵・横山おさむは、地球防衛軍の基地にスポーツカーをすべらせていた。
「桑田博士、円盤の攻撃ですか?」
「おお、おさむくん、よく来てくれた。
 謎の空飛ぶ円盤の攻撃で宇宙ステーションは破壊された」
「なんですって!
 それで生存者はいるのですか?」
「わからん。ぜひきみにブルーエックスで調査をしてもらいたい」
「わかりました」
「ブルーエックス、発進!」

桑田博士のかけ声と主に、基地の巨大なプールが二つに割れていった。
やがて、中から巨大なロボットが上昇してくる。
横山おさむは、スポーツカーに乗りこむと、そのスポーツカーの運転席だけが空中に浮かんだ。
そのまま、巨大ロボットの頭にところにいき、そのままはまりこんだ。

ロボットエックスが始動した。
その時、はるか上空から大きな火の玉がブルーエックスめがけて落下してきた。
「なに? 燃える火の玉が!!」

危うし!ロボットエックスと少年探偵・横山おさむの運命やいかに!?
迫力の次号を待て!

◆連載第三回

大きな火の玉をたくみにかわして、からくも危機を脱出したロボットエックスと少年探偵・横山おさむは、猛スピードで宇宙ステーションに着した。
宇宙ステーションにロボットエックスを付けたおさむ少年は、宇宙遊泳でステーションの中に入っていく。
「着いたぞ。
 生存者はいるかな?」

その時、後ろでチラリと動く人影は、宇宙人。
その宇宙人が手にした光線銃がおさむ少年に狙いを付けている。
その姿に気が付いたおさむ少年は、間一髪のところで身をかわし、光線をよけるのでした。
反対におさむ少年の光線銃が宇宙人を倒します。

「ZAO連邦、バンザイ」
そういって宇宙人は自爆してしまう。
「ZAO連邦!?
 それにしても、ひとりだけとは?」

その時、地球から連絡が入った。
「おさむくん、地球防衛軍の基地が地底を動くロボットに攻撃されている!
 強大な地震がおきている。
 すぐにもどってきてくれ!!」

「しまった!!
 これは罠だ!!」

ロボットエックスは地球めざして発進します。

危うし!地球防衛軍の基地。
まにあうかロボットエックスと少年探偵・横山おさむ!?
迫力の次号を待て!

と、太志(ふとし)くんの迫力あるオリジナル漫画を楽しんでいたボクは、なんと数日後に本当に地震攻撃を受けてしまうのです。
1964年(昭和39年)6月16日、新潟地震(にいがたじしん)に遭遇するのです。

(2008年8月8日記)



※この作品はほとんどフィクションですから、年代などあてになりません。
文中の登場人物も仮名ですが、実在される方の敬称も略させていただきました

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