【全ストーリーご紹介】

西暦2097年。
人類は怪獣との共存時代を迎え、太平洋上のとある島に怪獣たちの楽園『ゴジラアイランド』を築いた。
それと共に地球政府は防衛軍を解体、災害から人間と怪獣を守る保安部隊Gガードをこの島に設置した。




トレマ編・その2



●第7話[メカキングギドラ編]


度重なる敗戦で赤字財政のザグレス軍。
それでもザグレスは、怪獣自動販売機からメカキングギドラを購入し、攻撃を開始する。
だが、それはあっけなくゴジラに倒された。
別売りオプションの電子頭脳が、メカキングギドラには搭載されていなかったのだ。
更にザグレスは、旗艦ヴァヴァルーダのガス欠の為に、宇宙空間で立ち往生していた。
その頃Gガード司令官は、手に入れたメカキングギドラで、ザグレス撃滅のためにこちらから撃って出ると言い出した。
トレマも「これ以上この島を戦場にしたくない」と、無謀な作戦と思いながら、ともに出撃する。
戦況は、Gガードに有利に働いた。
が、司令官がザグレスにとどめを刺そうとした瞬間、飛んで来た隕石がメカキングギドラに接触。
司令官はザグレスに捕らえられ、トレマも機の故障で基地へ帰還。形勢は逆転した。
暗黒大皇帝はザグレスに、捕らえた司令官に催眠術をかけて基地へ帰すように指示する。
やがて、敵に捕まったはずの司令官がこわいおやじに変わって帰還したのである。


ラストは「怪獣総進撃」へのオマージュ。
音楽も「東宝自衛隊のマーチ」が使われました。(監督談)
     
('97年12月15日〜12月31日全13回放映)



●第8話[ゴジラアイランドの謎編]


X星人は、なぜ巨大な戦艦を持っていながら、直接Gガード基地を攻撃してこないのか。
トレマの持っている銃はどのくらいの威力があるのか、など、ゴジラアイランドの設定上の謎を、今までの映像を再編集で交えながら、トレマとルーカスの会話の中で明らかにしていく番外編。
監督自ら楽しみながら脚本を書いたもの。
(監督談)
     
('98年1月5日〜1月9日全5回放映)



●第9話[スペゴジの悪霊編]


失敗の連続に、暗黒大皇帝から厳しく叱られ、今度こそと誓いを立てるザグレスの前に、死霊界の営業マン・死神ドゴラが現れた。
ドゴラは奇妙な呪文を唱え、ゴジラに呪いをかけた。
ゴジラは脱水症状で怪獣病院に緊急入院。
その時トレマが撮った写真には、ゴジラの背中にスペースゴジラの霊が取り憑いていた。
これぞ獣霊写真。
トレマはキングシーサーに除霊を頼むべく、ドゴラの妨害にあいながらも「さとりの森」に向かう。キングシーサーはトレマから事情を聞くと、お札を取りに怪獣神社へ向かう。
その頃霊に取り憑かれたゴジラは、次々と仲間の怪獣のオーラを吸い取っていた。
一方、お札を手にしたキングシーサーは、ドゴラの策略のために生き埋めにされてしまうのだった。

('98年1月12日〜1月30日全15回放映)



●第10話[人工太陽編]


ザグレスは、暗黒大皇帝から「もう失敗は許さぬ」と告げられ、ラストチャンスを与えられる。
そのザグレスが仕掛けた灼熱の人工太陽が、ゴジラアイランドの上空に出現した。
島は干上がり、苦しむ怪獣たち。
更に森林火災も発生。
司令官は、怪獣刑務所に収監されていたデストロイアとメガロを避難させるが、消防ジェットジャガーに襲いかかり、そのまま逃亡した。
一方、執念の探索の結果、人工太陽はエネルギーの無風地点ゼロポイントが弱点で、そこを打ち抜けば破壊できる事が判明した。
そして、ゴジラアイランドの命運を担って、対空レーザー砲にエネルギーの充填が開始される。
だが、それを阻止するべく、再びデストロイアとメガロが襲いかかって来た。
ゴジラとラドンに守られ、トレマは人工太陽の中心部ゼロポイントに向け引き金を引いたが・・・。


面白さでは、ゴジラアイランド・ベスト5に入る作品。(監督談)
     
('98年2月2日〜2月13日全10回放映)



●第11話[メカゴジラ編]


Gガード基地の周りを工事用プロトモゲラが動き回っていた。
司令官は、地球政府の命令でゴジラアイランドの要塞化に着手したのだ。
猛反対するトレマ。
一方、ザグレスは要塞化の妨害を企むが、暗黒大皇帝からクビを言い渡されるのであった。
やけっぱちになったザグレスは、廃棄処分寸前のブラックメカゴジラに乗り込み、トレマに対し一対一の西部劇方式の早打ち勝負を挑む。
だがザグレスは、案の定卑怯な手段を用いてトレマが乗るメカゴジラを倒した。
しかしザグレスがとどめを刺そうとした時、ブラックメカゴジラがエンストで停止してしまい、襲いかかったゴジラたちに捕えられる。
捕捉されたザグレスは司令官の尋問に何でも答えた。
その態度にトレマは不信感を持つ。
そんな時、倒れていたブラックメカゴジラから時限爆弾のセコンド音が聞こえて来た。
トレマは、ザグレスに時限爆弾を解除させるために、ブラックメカゴジラに連れていくが、逃げられてしまうのだった。      


この一編は、新旧のメカゴジラ同士の決闘や、旧モゲラの登場がマニアを喜ばせました。(監督談)
     
('98年2月16日〜2月27日全10回放映)



●第12話[さよならトレマ編]


メガロに追われ、ゴジラアイランドに逃げて来たマタンゴ島のカマキラス。
マタンゴ島に、100匹の怪獣軍団が集結していると告げる。
トレマとゴジラは、マタンゴ島に偵察に向かうが、それはザグレスが仕組んだ罠であった。
トレマとゴジラは、待ち受けたデストロイアとメガロのために洞窟内に閉じ込められ、更に地底からのプロトモゲラの攻撃に苦しめられる。
ゴジラは岩盤に火炎を当て、わずかに開けた脱出口からトレマを脱出させるのであった。
一方ザグレスは、暗黒大皇帝から完全修理のメカキングギドラを贈られ、ゴジラのいない隙にゴジラアイランドに総攻撃を開始した。
激しい攻撃に傷つき倒れる怪獣たち。
司令官も重傷を負い、基地機能も停止。
そこへ現れたカマキラスは、
「ザグレス側につけば命は助けてやる」
と怪獣たちに脅しをかけてきたのだった。
寝返ったのはバラゴンとゴロザウルスだった。
司令官は帰って来たトレマに、故郷での悲しい過去を繰り返さないために、ゴジラ救出を命じた。
再び洞窟に入るトレマ。
トレマの攻撃により、電子頭脳が誤作動したプロトモゲラが出口を開けた。
ゴジラはようやく脱出する。
が、そこに待ち受けていたのはデストロイアとメガロの攻撃であった。
パンナトルテは墜落し、更にそこへ宿敵ガイガンが現れた。
    
('98年3月2日〜3月31日全22回放映)

【番外編】


ミサト編に入る前に、3回の放映だけ番外的な話があります。
早朝の番組は、休日は極端に視聴率が下がります。
みんな朝早く起きないし、連休だとどこか遠くへ出かけてるからです。
トレマ編からミサト編への変わり目は冬休みでした。
それでなるべくミサト編の開始を遅らせるために作られたものが3回分の話で、司令官とルーカスの想い出話を背景に、ダイジェストで今までの名場面を見せるというものです。(監督談)
    
('98年4月1日〜4月3日全3回放映)

◆第二シーズン【ミサト編・1】へつづく



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